- 2022/01/07 掲載
米新興EVリビアン、一時公開価格割れ 大手メーカーの攻勢で
リビアンは一時75.13ドルまで下げ、昨年11月上場時の公開価格である78ドルを初めて割り込んだが、その後は下げ幅を縮小し、約3%安の87.33ドルで取引を終えた。
競合するテスラ、ローズタウン・モーターズ、フィスカーも2.1─3.3%下落。上昇を続ける成長株は、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測で圧迫された。
モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ジョナス氏は顧客メモで「EV生産拡大が極めて困難であることは、テスラが示している」とし、リビアンの投資家は短期的に期待を抑制する必要があると指摘した。
ジョナス氏はリビアンの投資評価を「オーバーウエート」としている。
リビアン株は、同社最大の出資企業であるアマゾン・ドット・コムが欧米自動車大手ステランティスとスマートカーの開発などで提携すると発表した5日序盤から約14%下落している。
また、米ゼネラル・モーターズ(GM)の電動商用車部門・ブライトドロップは5日、小売り大手ウォルマートにEVを供給する新契約を結んだと発表したほか、宅配大手フェデックスとのEV供給契約を拡大することも発表した。
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