- 2022/01/07 掲載
シンガポールで初のSPAC上場へ、月内に2社が予定=関係筋
バーテックス・テクノロジー・アクイジション・コープ(VTAC)とペガサス・アジアによるIPOは、2020年に米国でこのような「ブランクチェック(白紙小切手)」企業と呼ばれるSPACに対する熱狂が始まって以来、アジアで初めてのSPAC上場となる。シンガポール取引所は昨年、こうした上場を対象に規制の枠組みを緩和していた。
VTACは、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスのバーテックス・ベンチャー・ホールディングスが支援している。
サイバーセキュリティーやフィンテックなどの分野に特化したこのSPACは6日、1単位5シンガポールドルのユニットを売り出すことで、少なくとも約1億7000万シンガポールドル(1億2500万米ドル)の調達を目指している表明した。
関係筋の1人によると、VTACは規制当局の承認を得た上で、21日の上場を目指している。
2人目の関係筋によると、欧州の資産運用会社Tikehau Capitalが支援するペガサス・アジアも6日に目論見書を提出し、25日にシンガポールで上場する予定という。
欧州の業務時間外のため、Tikehauからはコメントを得られていない。バーテックス・ベンチャーからも今のところコメントを得られていない。
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