- 2022/01/11 掲載
生乳廃棄を「回避」=出荷抑制や販売促進で―Jミルク
全国の酪農団体などでつくるJミルク(東京)は11日、年末年始に危惧されていた生乳の廃棄が「回避された」と発表した。酪農家が出荷を抑制したほか、乳業メーカーなどによる販売促進策の効果で消費も拡大。Jミルクの広報担当者は「『消費拡大に貢献したい』という思いが回避につながった」と感謝を口にした。
生産体制を強化していたことに加え、昨年は冷夏で牛の生育環境が良かったことから、生産量が増加。コロナ禍による外食需要などの減少も重なり、Jミルクは学校給食がなくなる年末年始に5000トンの大量廃棄に追い込まれる恐れがあると試算していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で「飲むヨーグルト」を飲んで乳製品の消費をアピールする金子原二郎農林水産相(中央)ら=2021年12月、同省
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