[北京 14日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は14日、商業手形の利用に関するリスク管理を強化し、銀行の商業手形融資業務に上限を設定する規則案を公表した。
草案では、銀行と金融会社は総資産の15%を超える商業手形融資業務を行ってはならないとされた。また、金融機関はコマーシャルペーパー業務を行う際には慎重にすべきで、市場リスクや信用リスクを防ぐための対策を講じる必要があるとした。
コマーシャルペーパーは将来の支払いを一定の期日に約束する支払手段として中国企業が一般的に利用している。コマーシャルペーパーは、他の資金調達手段から締め出された不動産分野を含む一部部門で資金調達手段としての利用が増えている。