- 2022/01/19 掲載
後継難倒産、過去最多=466件、深刻化―帝国データ
帝国データバンクが19日公表した調査結果によると、2021年に後継者不在が理由の倒産が前年比3.1%増の466件に上った。調査開始の13年以降で最多となり、後継者難問題は深刻さを増している。
業種別の後継者難倒産の割合は、製造業が12.6%と最も高く、件数は2割増の83件だった。工場や設備への投資負担が大きいことに加え、新型コロナウイルスによる業績低迷で資金繰りが一段と厳しくなった。次いで建設業が9.9%で、件数は3.9%増の106件と最多。建設業許可の取得や更新に一定の年数を要することなどが原因という。
【時事通信社】
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