- 2022/01/20 掲載
大日本印刷、「DNP低反射・低遮音フィルムパーティション」を発売
【相手の声を聞きやすい透明パーティション開発の背景と特長】
○新型コロナウイルスの感染予防対策として、オフィスや飲食店、スーパーのレジ等のさまざまな場所にアクリルのパーティションやビニールのカーテン等が設置されています。これらの感染予防ツールは、人と人の間を仕切ることで飛沫感染を予防しますが、「相手の顔が見えにくい」「相手の声が聞き取りにくい」といった課題がありました。
○こうした課題に対してDNPは、ディスプレイ用途で高い世界シェアを獲得している「低反射フィルム」を活用して、相手の表情が見やすく、声も聞きやすいパーティションを開発しました。
○一般的なパーティションは厚さ2~5mm(ミリメートル)のアクリル板が使用されていますが、本製品は0.3mm以下の薄い素材を使用することで音を伝わりやすくしています。さらに、「低反射フィルム」を使用することで視界がクリアになり「相手の表情がよく見える」ことで、「対面する相手の声が聞きやすくなる」という効果が社内評価(*1)により確認されました。この効果により、会話時のストレスを解消します。
*1社員30名を対象にコミュニケーションのしやすさについてモニター調査した結果、一般的なアクリルパーティションと比べ、「何もないように自然に会話ができる」「相手の声が聞こえやすい」「照明等の映り込みがほとんどなく、会話に集中できる」という反応がありました。音の伝わりやすさには"質量則"という物理現象があり、重い(=厚い)ほど音が伝わりづらく、軽い(=薄い)ほど音が伝わりやすいという傾向があります。
○すでにDNP社内の応接室やロビー等の一部に導入しており、社外の方からも「視界が良好」「会話がしやすい」「何もないかのよう」といった評価をいただいています。
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