- 2022/01/21 掲載
米銀は融資拡大にシフト、米長期債に影響へ=クレディ・スイス
クレディ・スイスのアナリスト、ゾルタン・ポズサー氏はリポートで「融資の伸びが回復してQT(量的引き締め)が近づく中、過剰流動性と融資の伸び悩みにより銀行のポートフォリオは米国債を容易に吸収するというわれわれの見方は変わりつつある」と説明した。
「今や銀行は、証券を買うより融資を行うことに関心があり、それに伴い米長期債市場への影響が懸念される」と説明した。
米長期債の需要が減れば、利回りにさらに上昇圧力がかかることになる。長期債の利回りは、FRBがインフレに対処するため金融引き締めを加速させるとの見方から今月に入り大きく上昇している。
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