- 2022/01/25 掲載
和歌山製油所閉鎖へ=石油需要減で―ENEOSHD
石油元売り最大手ENEOSホールディングス(HD)が和歌山製油所(和歌山県有田市)を閉鎖する方針を固めたことが25日、分かった。石油製品の需要減少や脱炭素化を踏まえて生産拠点の削減を進めており、その一環とみられる。同日午後に大田勝幸社長がオンラインで記者会見して説明する。
同製油所は1941年に旧東亜燃料工業の和歌山工場として操業を開始。現在、原油処理能力は1日あたり約12万7500バレルで、ガソリンのほか石油化学製品を製造している。従業員約450人に加え、関連会社の従業員も800人程度が働いており、地元からは雇用や税収への影響を懸念する声が上がっている。
【時事通信社】
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