- 2022/01/27 掲載
NTTデータ、スマートフォンカメラによるバイタル測定サービスの商用提供を開始
NTTデータは、柏の葉スマートシティ(三井不動産株式会社)の生活者向けヘルスケアサービスとして本サービスを提供することを皮切りに、「企業等の従業員ストレスケア」や「健康データ利活用ビジネス」等のさまざまなユースケースに展開する予定です。
【背景】
NTTデータは、2002年より、健診結果等の健康データを収集・蓄積・分析するクラウド型健康管理ソリューションHealth Data Bank(注1)の運用を行っています。これまで企業等の従業員健康管理や健康経営、顧客の健康データに基づく商品開発等、健康データを利活用するさまざまなユースケースに提供し、お客さまやパートナー事業者とのコラボレーションにより新しいサービスや技術の拡充を図ってきました。
その一環として、オープンイノベーション活動「豊洲の港から(R)」(注2)を通じて、バイタルデータ等に関するサービスや技術を有する国内外複数のスタートアップ企業の技術・顧客反応調査を実施したところ、カナダのNuraLogix Corporation(注3)の技術が高い評価を得ました。さらに同社の技術を活用したバイタル測定サービスについて、2021年4~6月にスマートシティや食品・美容等の複数業界の企業と連携した有用性検証を実施し、2021年10月には「世界体操・新体操選手権北九州大会」にあわせて選手権会場およびイオン九州株式会社が提供したイオン会場で開催された「フレイル予防を啓発するイベント Sante Gym」にて、高齢者へのプロトタイプサービスの提供を行いました。このような取り組みを通じてさまざまなユースケースでの有用性が確認できたことから、本サービスの商用提供を開始することとなりました。
注1 NTTデータが提供する「企業の健康経営を支援するシステム」と「個人の生涯健康管理を支援するシステム」がセットになったクラウド型健康管理ソリューション。2002年から運用を開始し、約3,000社(団体)、400万人の健康管理に利用されています。
注2 NTTデータが2013年より主催している「企業と国の垣根を超えて、世界の先進的ベンチャー企業とビジネスイノベーションを創発する活動」です。
URL:http://oi.nttdata.com/
注3 2015年にカナダ・トロントで設立され、「一般的に普及しているスマートフォンカメラ等で撮影した顔の動画情報を解析してバイタルデータ等を推定する特許技術」を有するスタートアップ企業。
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