- 2022/02/17 掲載
象印が勝利、買収防衛策承認=中国株主、撤退に言及
象印マホービンの定時株主総会が17日、大阪市内で開催され、経営方針をめぐって対立している筆頭株主の中国家電大手「ギャランツ」が提案した社外取締役の選任案は否決された。ギャランツが反対していた買収防衛策の延長など、会社側の提案は5議案すべてが承認され、象印側の勝利に終わった。
ギャランツは2020年の株主総会でも社外取締役の選任を求める株主提案を行い、否決されている。総会後にオンラインで記者団の取材に応じた梁恵強副会長は、今後について「あらゆる可能性があるが、投資の縮小や全面的な撤退の可能性もある」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕象印マホービンの株主総会に向かう人(右)=17日午前、大阪市 〔写真説明〕象印マホービンの株主総会後、オンラインで記者の質問に答える筆頭株主ギャランツの梁恵強副会長=17日
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