- 2022/02/17 掲載
独コメルツ銀、第4四半期も通年も利益予想超え 今年も堅調見通し
同行が公表したコンセンサス予想によると、アナリストは8100万ユーロの利益を見込んでいた。
通年も4億3000万ユーロの純利益と、前年(29億ユーロの損失)から黒字に転換。同様にアナリスト予想(9500万ユーロの純利益)も上回った。
投資部門および証券事業の収入が一部寄与した一方、1月に発表したポーランドの子会社エムバンクの引当金計上が第4・四半期の足かせとなった。
21年初めにコメルツ銀行に入ったマンフレッド・クノッフ最高経営責任者(CEO)は、数百の支店閉鎖と1万人の人員削減を含む20億ユーロ規模のリストラを推し進めた。
同CEOは「変革の初年度にわれわれは約束を果たした。これにより、2024年に向けた野心的な目標を達成できるという確信が深まった」とした。
同行は今年についても利益が10億ユーロを超えるとしたほか、年間配当を行うとした。アナリストは約9億ユーロの利益を計上すると予想している。
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