- 2022/03/04 掲載
米労働生産性改定値、21年第4四半期は6.6%上昇 速報値と同じ
生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは前期より0.9%上昇。速報値は0.3%上昇だった。
第4・四半期に労働生産性が力強く回復し、単位労働コストの伸びが抑制されたことが確認された。
21年第3・四半期の労働生産性は前期比で3.9%低下し、単位労働コストは10.6%上昇していた。
第4・四半期の労働生産性は前年同期比1.9%上昇。生産性は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後に不安定な状態が続いている。
労働時間は前期より2.4%増え、速報値と同じ。
単位労働コストの前年同期比は3.5%上がった。
労働コストの上昇は緩やかだが、企業は不足する労働者を獲得するため賃金を引き上げてきている。昨年末時点の求人数は1090万人に達していた。
第4・四半期の時間当たりの労働報酬は7.5%増え、速報値の6.9%増から上方改定された。第3・四半期は6.2%増えていた。
第4・四半期の時間当たりの労働報酬は前年同期より5.5%伸びた。
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