- 2022/03/07 掲載
物言う投資家、米ベッド・バスに戦略的選択肢の検討求める
ペット用品のネット通販を手がけるチューイーの共同創業者でもあるコーエン氏は、ベッド・バス・アンド・ビヨンドの戦略が野心的過ぎるとし、経営トップの報酬も高額で市場シェア奪還に失敗していると批判している。
コーエン氏は同社の取締役会への書簡で、事業の強化と需要に見合った在庫構成に焦点を当てるべきだと指摘。乳幼児向け製品を手掛ける事業の分離や会社全体の売却を含めた戦略的選択肢を検討する必要があるとの見方を示した。ロイターが書簡を確認した。
書簡でコーエン氏は、自身の投資会社RCベンチャーズを通じて、ベッド・バス・アンド・ビヨンドの株式9.8%を保有していると述べている。同社株は過去1年で43.55%下落した。
ベッド・バス・アンド・ビヨンドとコーエン氏はコメントの要請に応じていない。
コーエン氏のベッド・バス・アンド・ビヨンドへの出資については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報じた。
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