- 2022/03/11 掲載
米グラスルイスも反対推奨=東芝分割案、逆風強まる―3月臨時総会
東芝が24日の臨時株主総会で提案する同社の分割計画に関する議案をめぐり、米議決権行使助言会社グラスルイスが東芝株主に反対を推奨したことが11日、分かった。議案には別の米議決権行使助言会社も反対を推奨しており、実現に向けて逆風が強まっている。
東芝はグループを2分割する戦略的再編を進めるかについて、総会で株主の意見を確認する議案を提案している。
グラスルイスは分割計画やその策定過程が「投資家の支持を得るには極めて不十分だ」と指摘。「株式の非公開化」など、一部株主が求める分割以外の選択肢についても「検討は限定的で、外部の関心を排除し投資家からの明確な要求を退けている」と非難した。
【時事通信社】
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