- 2022/03/11 掲載
NY株反落、112ドル安=FRBの積極利上げ警戒
【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、2月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比で40年ぶりの高い伸びとなったことを受けて急速な利上げへの警戒感が強まり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比112.18ドル安の3万3174.07ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は125.59ポイント安の1万3129.96で引けた。
CPIは米経済の根強いインフレ圧力を改めて示す内容となった。このため、中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを進め、インフレ抑制を図るとの観測が強まった。米長期金利が上昇したことでハイテク株が売られた。
【時事通信社】
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