- 2022/03/19 掲載
米中古住宅販売、2月は7.2%減 住宅ローン金利上昇など響く
住宅販売は4地域全てで増加した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は610万戸。前年同月比では2.4%減だった。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、2月の住宅ローン金利は急上昇し、30年固定金利は3年ぶりの高水準に迫った。先週は平均で4.16%と、2019年5月以来初めて4.0%を上回った。
米連邦準備理事会(FRB)は今週、政策金利を3年以上ぶりに0.25%ポイント引き上げるとともに、インフレ抑制のために必要であれば、今後の会合でより積極的な利上げを行うと表明。このため、住宅ローン金利はさらに上昇するとみられている。
2月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は1.7カ月と、1年前の2.0カ月から縮小した。健全な需給バランスは6─7カ月とされている。
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