• 2022/03/21 掲載

中国、最優遇貸出金利を据え置き 市場は第2四半期の緩和予想

ロイター

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[上海 21日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は21日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の大方の予想通り据え置いた。

ただ、アナリストらは、経済に対する外的リスクが高まる中、金融緩和の必要性が強まっているとみている。

1年物LPRは3.70%に、5年物LPRは4.60%に、それぞれ据え置かれた。

ロイターが先週実施した調査では、半数強が据え置きを予想していた。

人民銀は先週、1年物の中期貸出制度(MLF)を通じた資金をロールオーバーしたが、金利は予想に反して据え置いていた。

市場関係者は、当局が近く金融緩和を再開し、新型コロナウイルス再拡大や信用の伸び鈍化、不動産部門の低迷などで打撃を受けた景気への支援に取り組むと予想している。ウクライナ情勢に絡む外的リスクの高まりも中国経済への重しとなる。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのグローバル為替戦略トップ、ウィン・シン氏は、5.5%前後という今年の経済成長目標を達成するには追加刺激策が必要になると指摘。LPR発表前のリポートで「第2・四半期の早い時期に一連の利下げがあるだろう」と予想した。

中国の劉鶴副首相は先週、資本市場にとって好ましい政策措置を打ち出す方針を示した。

これを受け、市場では今後数カ月間に金融緩和を見込む声が高まり、多くのアナリストは銀行の預金準備率(RRR)や金利の引き下げを予想している。

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