- 2022/03/22 掲載
物価2%接近ならETF対応も議論、現状は時期尚早=日銀総裁
白真勲委員(立憲民主・社民)の質問に答えた。黒田総裁は、現在のコストプッシュ型の物価上昇は企業収益や家計の実質所得にマイナスで長期的には景気に下押しになると指摘。実質賃金も下押しされる可能性があるとも述べた。
黒田総裁は2023年4月に任期満了となる。黒田総裁はこれまで、その時々の経済・物価・金融情勢を踏まえ最適な政策を取ってきたと述べた。「後任総裁に何かを託すとか、こうすべきだと申し上げるのは僭越ではないか」と話した。
(和田崇彦)
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