- 2022/04/01 掲載
3年ぶり全員参加も=コロナ下の入社式
新年度の初めとなる1日、多くの企業で入社式が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大でオンライン化が進んだが、ワクチン接種の進展などを踏まえ、感染防止対策を徹底した上で、会場に新入社員を集めて開催する会社も増えてきた。
損害保険ジャパンは、オンラインでは「同期とのつながりを感じにくい」として、3年ぶりに対面方式を復活。式典では白川儀一社長が新入社員182人全員に、同社のシンボルで、ウクライナ国花でもあるヒマワリの造花を手渡した。
パナソニックホールディングスも、3年ぶりに新入社員全員が会場での式典に参加した。
トヨタ自動車の入社式には、新人約1100人のほとんどが参加した。作業着姿の豊田章男社長は「みんなで一緒にやるのがトヨタ。これを胸に刻み、トヨタでの人生をスタートしてほしい」と呼び掛けた。
改正民法の施行により新成人となった18歳も入社式に参加した。ローソンでは新入社員89人のうち高卒は3人で、竹増貞信社長は「皆さんは違う価値観を持ったダイヤモンドの原石。互いに認め合いながら成長してほしい」と激励した。
【時事通信社】 〔写真説明〕入社式であいさつするトヨタ自動車の豊田章男社長=1日、愛知県豊田市(オンライン中継動画から) 〔写真説明〕損害保険ジャパンの入社式で白川儀一社長のあいさつを聴く新入社員=1日午前、東京都新宿区
PR
PR
PR