- 2022/04/20 掲載
円下落、129円台=20年ぶり
20日の外国為替市場では、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが続き、円相場は1ドル=129円台に下落した。2002年5月以来約20年ぶりの円安水準。
19日の米金融市場では長期金利が上昇し、30年物米国債の利回りが一時3%を突破した。日銀の黒田東彦総裁は過度な円安をけん制しているが、「為替水準に与える影響は限定的だ」(欧州系金融機関)との声が多い。
市場では、しばらく円売りの動きが続き、「1ドル=130円を試す展開になる」(同)との見方も出ている。
これに先立つ19日のニューヨーク外為市場の円相場は、午後5時現在128円86~96銭と、前日同時刻比1円93銭の大幅な円安・ドル高。
【時事通信社】
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