- 2022/04/20 掲載
日銀、「指し値オペ」実施=長期金利上昇を抑制
日銀は20日、長期金利の上昇を抑えるため、特定の利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を実施した。長期金利の指標となる新発10年物国債を0.25%の利回りで購入。米国で金利上昇が顕著となる中、日銀は大規模金融緩和の一環として、長期金利を0.25%以下に抑える方針を堅持しており、日米の金利差拡大から円安が一段と加速する可能性がある。
20日の東京債券市場では、長期金利が0.25%に上昇(債券価格は下落)した。米国が金融引き締めを加速するとの見方から米金利の上昇基調が鮮明化。それが波及する形で、国内市場でも金利が上がりやすい状況となっている。
【時事通信社】
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