- 2022/04/20 掲載
台湾輸出受注、3月は前年比+16.8% 4月は鈍化へ
ハイテク製品の需要が好調だった。ただ、4月の輸出受注はウクライナ戦争と供給制約の影響で大幅に鈍化するとみられている。
輸出受注は25カ月連続の増加。ロイターがまとめた市場予想の15.5%増を上回った。
通信機器の受注は前年比23.3%増、エレクトロニクス製品は31.7%増。
経済部は4月の輸出受注を前年比1─3.8%増と予想。「ロシア・ウクライナ戦争で世界的にインフレ圧力が高まっているほか、変異ウイルスの感染が続いており、供給網の目詰まりなど不透明要因がある。世界の貿易の伸びが阻害される恐れがある」と述べた。
ただ、半導体需要は、5G、高性能コンピューティング、自動車用エレクトロニクス向けの用途が押し上げ要因になる見通し。
米国からの受注は前年比18.9%増と、前月の23.5%増から鈍化。中国からの受注は9.1%増と、前月の17.6%から鈍化した。
欧州からの受注は20.1%増、日本からの受注は3.8%増。
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