アステラス、前期500億円・今期1.7億ドルの減損計上へ　開発中止などで

［東京　２２日　ロイター］ - アステラス製薬は２２日、２０２１年度第４・四半期に５００億円、２０２２年度第１・四半期に１．７億米ドルの減損損失を計上すると発表した。

２０２１年第４・四半期に計上するのは、Ｘ連鎖性ミオチュブラーミオパチー患者対象の遺伝子治療薬ＡＴ１３２の開発計画見直しや、アレルギー性鼻炎患者対象の次世代ＤＮＡワクチンなどの開発中止に伴うもの。

２０２２年第１・四半期は筋ジストロフィーを対象とした遺伝子治療プログラムの研究開発中止を決定したことに伴うもの。

業績への影響については２７日の決算発表で明らかにするとしている。