- 2022/04/22 掲載
カールスバーグ、14億ドルの評価損計上へ ロシア事業売却決定で
同社はロシアに8つの醸造所と8400人の従業員を抱え、欧米のビール会社ではロシア市場へのエクスポージャーが最も大きい。先月にロシア事業の売却を発表していた。
売却には最長で12カ月かかる可能性があると説明。さらに、最近のロシア通貨ルーブルの下落により、ロシア事業で40億クローネ相当の為替差損を報告した。
年次報告書によると、2021年末時点で保有するロシアの非流動資産は192億クローネ相当となっている。
シドバンクのアナリストは「評価損は恐れていたほど厳しいものではない」と指摘した。
カールスバーグは昨年、売上高の10%と営業利益の6%をロシアで稼いだ。同社は今年の営業利益伸び率予想を従来の0─7%から、マイナス5─プラス2%に引き下げた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR