- 2022/04/22 掲載
蓄電池生産、30年に10倍=世界シェア2割目指す―EV、再エネ普及に不可欠・経産省
経済産業省は22日、電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの普及に不可欠な蓄電池生産の強化に向けた戦略の中間取りまとめを官民協議会に示した。日本企業の国内外でのリチウムイオン電池の生産能力を2030年に現在の10倍程度となる600ギガワット時まで高め、世界シェア2割を確保することを目指す。今夏をめどに戦略を最終決定し、新たな財政支援を検討する。
蓄電池は車載用のほか、再生可能エネルギーを蓄えて需給調整にも活用され、脱炭素化のカギとなる。15年に4割でトップだった日本の車載用リチウムイオン電池の世界シェアも、中国や韓国に抜かれ、20年には2割となっている。
【時事通信社】
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