- 2022/04/25 掲載
ロシュ、第1四半期は10%増収 通期見通し据え置き
米国で新型コロナウイルスの迅速抗原検査の需要が拡大したほか、多発性硬化症治療薬「オクレブス」や血友病治療薬「ヘムライブラ」の販売が好調だった。
第1・四半期の売上高は164億4000万スイスフラン(171億7000万ドル)。市場予想の約160億スイスフランをやや上回った。
診断部門の売上高が24%増の53億スイスフランと、予想を上回った。新型コロナや心臓病の検査の利用が増えた。
同社は、今年の為替調整後の増収率が横ばいか1桁台前半になるとの見通しを改めて示した。昨年の9%を下回る見込み。
今年の新型コロナの治療・診断関連の売上高が約20億スイスフラン減の50億スイスフラン前後になるとの見通しも改めて示した。
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