- 2022/04/26 掲載
カナダ中銀、6月会合で50bp追加利上げ検討へ=総裁
下院金融委員会での証言で「50bpの追加措置を検討することになる。他の選択肢を排除するつもりはないが、50bpを上回る利上げは非常にまれだろう」と語った。
また、インフレ率が高すぎる上、従来想定よりも長期にわたり高止まりしそうだとの見解を改めて表明。インフレ鈍化に向け中銀が必要に応じて「力強く」行動すると繰り返した。
カナダの消費者物価指数(CPI)は3月の前年比6.7%上昇でピークに達したのかという質問には、ピークに近いかもしれないと応じた。
需要の急増やサプライチェーン(供給網)のボトルネック、ロシアによるウクライナ侵攻などによって世界中が高インフレに直面しているが、マックレム総裁はこれらの要因が緩和されれば、インフレ期待が固定されている限り、インフレ率は自然に低下していくと分析。政策金利をどこまで引き上げるかについては、カナダ経済が利上げにどう反応し、インフレ見通しがどのように変化するか次第とした。
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