- 2022/04/27 掲載
独メルセデス・ベンツ、第1四半期は増益 高価格で販売減補う
乗用車部門の調整後利益率は16.4%となり、バン部門は12.6%だった。
通年では乗用車部門の調整後売上高EBIT率が11.5─13%になるとの見通しを維持。ただ、ウクライナ戦争、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)や半導体不足の影響が悪化し、見通しが変わる可能性も警告した。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、同社はロシアで事業活動を停止しており、調整コストとして7億0900万ユーロを計上した。
「現状からの情勢激化はメルセデス・ベンツの事業に著しい悪影響を及ぼす可能性がある」とした。
また、中国のロックダウンで生産や市場動向を巡る不透明感がさらに高まったとし、半導体などの製品のサプライチェーン(供給網)の目詰まりによる業績への影響が今年いっぱい続くとの見通しを示した。
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