- 2022/04/28 掲載
住友電工情報システム、「楽々WorkflowII」の最新版を販売開始
今回、追加された主な新機能は以下のとおりです。
1.ユーザ間のコミュニケーションを支援する「相談機能」
ワークフロー回付中に承認者が、ワークフローシステム上で申請者や他の承認者とチャットでやりとりできる「相談機能」が利用可能になりました。
この機能を使えば、承認者は申請者に不明な点を確認したり、他の承認者との間で情報交換したりすることが、相手を探す手間なく簡単に行えます。
2.他システムとの連携を可能にするWebhook機能
ワークフロー上で承認や決裁など特定のイベントが発生すると、自動的に他のシステムのサービスを呼び出す「Webhook機能」が利用できるようになりました。
たとえば、見積書が承認されると自動的にファイルサーバに見積書を保管したり、経費精算の支払いが承認されると自動的に経理システムへデータを反映したりするなど、他のシステムと連携したワークフローシステムの構築が可能です。
さらに、既存のiPaaS(※2)と連携することによりノンコーディングでさまざまな要件の連携を実現することも可能です。
3.ログインした地域のタイムゾーンでの時刻表示機能
ユーザのログインした地域のタイムゾーンによる時刻表示が可能になりました。
これまでの時刻表示は、サーバの設置場所のタイムゾーンに統一されていたため、入力初期値として設定された時刻や、処理の条件判定に利用する時刻が、異なるタイムゾーンでは時差がある状態で表示される場合がありましたが、この機能により、ユーザがログインした地域のタイムゾーンで時刻表示することができるようになりました。この機能はシステムパラメータで設定変更が可能です。
当社では、今後も、企業ニーズにあった柔軟性の高いWebワークフローシステムを開発し、お客様に提供してまいります。
※1「Webhook」
Webhook(ウェブフック)とは、Webアプリケーションに対して、特定のイベントが発生した際に、別のWebアプリケーションに通知を発行する仕組みです。
※2「iPaaS」
iPaaS(Integration Platform as a Service、アイパース)とは、オンプレミスあるいはクラウド上の複数のシステムを、相互に連携させる各種機能を提供するクラウドサービスです。
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