- 2022/05/18 掲載
不二製油グループ本社、CO2を活用した大豆育成研究プロジェクトを開始
本研究プロジェクトは、温室効果ガスであるCO2を食料資源の生産に有効活用し、カーボンリサイクルとCO2削減を目指す取り組みになります。先ず初めにCO2を吸収することにより成長が早まる大豆の特性を活かした効率的な大豆の生育を研究することを目的とし、佐賀大学の実験施設において実証試験を開始します。将来的には佐賀市の清掃工場にあるCCU(Carbon dioxide Capture and Utilization 以下、CCU)で回収されたCO2を利用した植物工場による国産大豆の生産を念頭に置いております。
現在、佐賀市の清掃工場ではごみを焼却した際に発生する排ガスからCO2のみをCCUで分離回収し、隣接する農業・藻類事業者にCO2を供給しています。今回のプロジェクトにより、今後は段階的に栽培規模を拡げていき、将来的には、この栽培システムで生育した国産大豆を不二製油グループの技術を用いたサステナブルな大豆製品として事業化し、広く皆さまにお届けしたいと考え、共同研究契約を締結しました。当該研究プロジェクトは産官学一体となって連携し、長期的に取り組んでまいります。
不二製油グループは、1950年の創業以来、植物性素材による社会課題の解決を目指しております。
事業を通じて食のサステナビリティ課題を解決し、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の達成に貢献してまいります。
■不二製油グループのサステナビリティ https://www.fujioilholdings.com/sustainability/
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