- 2022/05/31 掲載
ECB、利上げは緩やかなペースで進めるべき=イタリア中銀総裁
ビスコ総裁は中銀の年次総会向けの講演で、デフレがもはや脅威でなく、新型コロナウイルスのパンデミックによる最終需要への影響が弱まるなど経済情勢が大きく変化しており、政策金利がマイナス状態から脱するのは正当化されると説明した。
ただし、経済の展望が不確実なことからECBは利上げをゆっくり進め、柔軟なアプローチを維持すべきだと述べた。
パンデミック中の市場の緊張への対応では、資産買い入れの柔軟な運用が極めて重要な役割を果たしたとし「金融伝達メカニズムの機能不全が物価安定を揺るがしかねない場合の戦略で引き続き重要な要素だ」と述べた。
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