- 2022/06/01 掲載
経済の下振れ顕在化なら、躊躇なく追加緩和を=若田部日銀副総裁
若田部副総裁は「現状は低インフレと一部価格の上昇が同居している状況だ」と話し、こうした状況には「政策の適切な分業が求められる」と述べた。エネルギーや食品といった市況主導の値上がりには「総需要管理である金融政策以外の政策手段で対応するのが望ましい」とし、財政政策や石油・天然ガスへの依存を減らすエネルギー政策などを挙げた。
また「現在起きていることが現在の金融政策の理論で説明・分析できるかについては、虚心坦懐に不断の点検を行うことが必要だ」とも述べた。
(和田崇彦)
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR