- 2022/06/02 掲載
ビール、10月値上げで足並み=大手4社、家計に秋風
サッポロビールは2日、主力の「黒ラベル」などビール類や缶酎ハイの出荷価格を10月1日に引き上げると発表した。キリンビールなどは10月の値上げを公表済みで、大手4社の足並みがそろった。秋からは晩酌の一杯が高くつくことになり、家計に厳しい風が吹く。
サッポロの値上げは計121品が対象。店頭想定価格や希望小売価格が約4~12%上がる見通しだ。原材料の大麦やトウモロコシのほか、アルミ缶や段ボールなど幅広くコストが上昇した。
各社とも缶ビールの値上げは約14年ぶり。350ミリリットル入りの店頭価格は、サッポロの黒ラベルが現在の217円程度から230~240円程度に、サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」は258円程度から275円程度にそれぞれ値上がりする。
【時事通信社】 〔写真説明〕値上げされるビール。写真左からキリンビールの「一番搾り」、アサヒビールの「スーパードライ」、サッポロビールの「黒ラベル」、サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」(各社提供)
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