- 2022/06/08 掲載
米貿易赤字、4月は19.1%減の871億ドル 輸出が過去最高
貿易は7四半期連続で国内総生産(GDP)を押し下げてきたが、第2・四半期は年率換算4.8%増が見込まれている。
輸出は、工業用品・材料がけん引。天然ガスや貴金属、石油製品など幅広く増加する中、石油製品は272億ドルと、過去最高を記録した。食品も過去最高で、大豆が21億ドル増えた。
資本財は12億ドル増の475億ドルと、19年3月以来の高水準。民間航空機が13億ドル増だった。
サービスの輸出は24億ドル増の765億ドル。旅行と輸送の増加が押し上げた。
一方、財・サービスの輸入は3.4%減の3397億ドル。これまでは、旺盛な内需に対応するため企業が在庫を積み増し、輸入が急増していた。
消費財は63億ドルの減少。繊維アパレル製品、家庭用品、玩具、ゲーム、スポーツ用品などが減った。医薬品も減少。工業用品と材料は53億ドル、金属製品は56億ドルそれぞれ減少した。
資本財の輸入は26億ドル減。コンピューターが19億ドル減少した。ただ、自動車・部品・エンジンは14億ドル増の337億ドルと過去最高。食料品も過去最高となった。
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