- 2022/06/08 掲載
ガソリン、8週ぶり上昇=169円80銭―経産省
経済産業省が8日発表したレギュラーガソリンの給油所店頭小売価格の全国平均は、6日時点で前週比1円60銭高の1リットル当たり169円80銭だった。値上がりは8週ぶり。足元の原油価格上昇を反映した。
地域別のガソリン価格は、41都道府県で値上がりし、5県で値下がりした。高知県は横ばい。最高値は長崎県の181円70銭。
原油市場では、欧州連合(EU)によるロシア産石油の輸入禁止などによる需給逼迫(ひっぱく)への懸念が強く、原油価格は当面、値上がり基調が続く見込み。
経産省は9日以降の補助金支給額を2円10銭増額した38円80銭と決定したが、原油価格の上昇分を吸収するには「とても足りない」(日本エネルギー経済研究所石油情報センター)という。
【時事通信社】 〔写真説明〕ガソリンスタンドの給油ノズル
PR
PR
PR