- 2022/06/09 掲載
原油先物は3カ月ぶり高値付近、強い米国需要や中国巡る楽観で
0033GMT(日本時間午前9時33分)時点で、北海ブレント先物8月限は0.12ドル高の1バレル=123.70ドル。米WTI原油先物7月限は0.06ドル高の122.17ドル。
前日はともに2008年の水準に並ぶ3月8日以来の高値で終了していた。
米エネルギー情報局(EIA)の週間統計では米ガソリン在庫が予想外に減少し、燃料価格高にもかかわらず需要が強いことが示された。
CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は「中国の経済再開で需要を巡る楽観的な見方が引き続き高まっている」と指摘。供給逼迫により、原油価格は130ドル超の3月高値に向かう可能性があると述べた。
投資家は9日発表される中国の5月貿易統計に注目するとみられる。
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