- 2022/06/11 掲載
リニア岐阜県駅、本格着工=地上駅で初―JR東海
JR東海は11日、岐阜県中津川市に建設するリニア中央新幹線「岐阜県駅(仮称)」の起工式を行った。品川―名古屋間に新設する4駅の一つで、地上駅の本格工事に着手するのは初めて。2025年3月の土木工事の完了を目指す。
岐阜県駅は、長野県飯田市に建設予定の長野県駅(仮称)と、名古屋駅の間に設ける。昨年11月に起工式を行う予定だったが、同年10月に瀬戸トンネル(中津川市)の工事現場で作業員2人が死傷する崩落事故が起きたことを受け、延期していた。
JR東海の金子慎社長は起工式後、記者団の取材に応じ「中間駅を結ぶことで人と人の交流が密になり、経済・文化が発展する。早く開業できるよう頑張っていきたい」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕リニア中央新幹線「岐阜県駅(仮称)」の起工式であいさつするJR東海の金子慎社長=11日、岐阜県中津川市
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