- 2022/06/15 掲載
シェール生産の米コンチネンタル、創業者一族信託会社が254億ドルで買収提案
コンチネンタル1株当たり提示額は70ドルで、13日終値に9%近くプレミアムを乗せた水準だが、9日以前の株価よりも低い。
ハム氏一族に次ぐ大株主のスミード・キャピタル・マネジメントは、この提示額がコンチネンタルを「過小評価」しているとの見方を示した。
コンチネンタルは、今回の提案でハム氏一族が同社に関心を持っていることは分かったとした上で、まだ提案内容を完全に評価し終えていないと述べた。
同社は1967年にハム氏が創設し、2007年まで非公開企業だった。ハム氏は改めて非公開化する計画を説明する従業員向けの書簡で、特に新型コロナウイルスのパンデミック以降は公開市場が石油・ガス業界を支える役割を果たしておらず、成長の制約になっていると指摘。非公開化を通じて事業の面で足かせがなくなると強調した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR