- 2022/06/21 掲載
ポンド安がインフレ圧力高める、大幅利上げ必要=英中銀マン委員
同委員は「より強力な政策対応は、すでに進行中の国内インフレが、ポンド安を通じた輸入インフレによってさらに押し上げられるリスクを減少させると考える」と述べた。
イングランド銀行は16日、政策金利を0.25%ポイント引き上げ1.25%とした。マン氏ら3人は0.50%ポイントの引き上げを主張した。
マン氏はこの日の講演で、高インフレが定着し持続する兆候があり、政府の家計支援策を受けてその勢いが一段と増していると指摘。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)の利上げがポンドに対する一段の下押し圧力につながり、インフレ圧力に拍車をかける可能性がある。
一方で「国内需要の下支えが弱まり、外需も鈍化した場合には、中期的には政策金利を反転させる可能性もある」とも述べた。
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