- 2022/06/23 掲載
凸版印刷、製造DX支援ソリューション「NAVINECT」で品質管理機能の提供を開始
このたび、「NAVINECT(R)」に集約された各種データを活用したSPC(統計的工程管理)による品質管理機能を開発。「NAVINECT(R)エッジ(※1)」シリーズの新パッケージとして「品質管理」機能の提供を開始します。
*SPC(統計的工程管理)…製造工程のデータを収集・統計的に処理・監視し、不良品の発生を未然に防止する手法
具体的には、「NAVINECT(R)エッジ」のパッケージの1つである「DockGator(R)(※2)」を通じて様々な機器、システム、外部サービスなどからデータを収集。作業者が入力した品質に関する規格設定を基に収集データを統計的に処理することで、完成品の品質を左右する異常を事前検知し、検知後の処置状況も管理します。「NAVINECT(R)」に品質管理の実現に必要なワークフロー全体の機能を実装することにより、製造現場における品質管理のDXを支援します。
■開発の背景
近年、日本の製造現場における強みである高い品質についても、諸外国からの追い上げが激しく、人手による作業からデータを活用した品質管理への移行が求められています。その手法の1つとしてSPCの導入を検討する企業が増えていますが、これまでデータ監視による異常検知後、その内容が正しく関係者へフィードバックされ対処まで実施されているか、といったワークフロー全体の管理を行うためには、複数のシステムを組みわせる必要があり、導入のハードルが高いことが課題でした。
このたび、凸版印刷は「NAVINECT(R)エッジ」において、新パッケージ「品質管理」機能の提供を開始。ワークフロー全体の管理機能をワンパッケージとして提供することで、製造現場への容易なSPCの導入を実現します。
※1 「NAVINECT(R)エッジ」
生産装置やエッジデバイスのデータを自動的に取得、データをエッジサーバーで高速処理し活用する事により現場改善に寄与するアプリケーションパッケージで、「NAVINECT(R)クラウド」との連携も可能です。
「NAVINECT(R)エッジ」紹介サイト:https://navinect.jp/app/edge-DX/
※2 「DockGator(R)」
様々なデバイス、システム(「NAVINECT(R)」を含む)、サービスをつなぐハブとなってデータを収集・連携することで、大きな開発負荷を掛けることなく装置の監視や自動制御を可能にするパッケージソフトウェアです。
「DockGator(R)」紹介サイト:https://navinect.jp/app/dockgator/
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