- 2022/06/24 掲載
マレリ、簡易再生へ=負債1兆円超、私的整理は不成立
経営再建中の自動車部品大手マレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)は24日、民事再生法に基づく簡易再生手続きを東京地裁に申し立てたと発表した。帝国データバンクによると、負債額は1兆1856億円。私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)は不成立に終わり、法的整理に移行する。
マレリは24日、東京都内で債権者会議を開催。同社が提示した再生計画案に対し、事業再生ADR成立に必要な全債権者からの同意を得られなかった。簡易再生は通常の民事再生に比べ大幅に日程を短縮することができ、従来の再生計画案も引き継ぐことができる。7月中旬には計画が成立する見込みだ。
【時事通信社】
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