バンダイ、夏のボーナス５９万円アップ＝好業績反映、「年収」は１割増

バンダイ（東京）は２８日、１人当たりの夏のボーナスを平均で前年より約５９万円増額して支給したと発表した。好調な業績を反映させた。これにより、このボーナスと２０２１年度の月額給与を合計した収入は平均１割増えたという。

対象はバンダイと、全社員がバンダイから出向するバンダイスピリッツ（同）の計約１５００人。２１年度はコロナ下の「巣ごもり需要」を背景に、人気キャラクターのフィギュアやプラモデルが国内外で売れたほか、カード商品も好調だった。

一方、バンダイは今年４月に報酬制度を改定。業績に連動する賞与の水準を引き下げる代わりに、毎月支給する基本給を平均２７％程度増額した。今回の夏のボーナスは旧制度に基づく支給。

【時事通信社】