- 2022/06/30 掲載
次世代エネルギーで専門部署=水素・アンモニア事業を支援―JBIC
国際協力銀行(JBIC)が、水素やアンモニアの製造・供給を行う日本企業を支援する「次世代エネルギー戦略室」を新設することが29日、分かった。脱炭素化の潮流が世界的に加速する中、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素などへの注目が高まっている。専門部署を置くことで日本企業の海外展開や技術開発を後押しする。
水素やアンモニアは、火力発電用の燃料などでの利用拡大が見込まれている。次世代エネルギー戦略室は、資源・エネルギー分野への資金供給を担う資源ファイナンス部門に設置する予定で、近く発足させる。
政府は29日、JBICの先進国向け業務を拡大する政令改正を発表。アンモニアを製造する日本企業に対し、民間銀行との協調融資などを可能にした。水素事業をめぐっても、政府は2020年に同様の政令改正を行っている。
【時事通信社】
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