- 2022/06/30 掲載
ロシア産コーラ「チェルノゴロフカ」に商機、米同業撤退で
飲料メーカーのチェルノゴロフカはモスクワ近郊の町にちなんだ社名で、1998年創業。今年は国内のホテルや飲食店での取り扱いが倍増しており、米ハンバーガーチェーンのバーガーキングや米ファストフード大手ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)のロシア国内の店舗でも4月以降、コーラ・チェルノゴロフカを提供しているという。
バーガーキングやKFCではチェルノゴロフカの栄養ドリンク「バイカル」やレモネード「ダッチェス」も販売している。チェルノゴロフカは今後取り扱う商品のラインアップ拡大に向け、バーガーキングと交渉している。
バーガーキングの親会社レストラン・ブランズ・インターナショナル(RBI)は、ロシア店舗に対する支援を3月に停止したが、法律上の問題で、およそ800店に上るフランチャイズ店舗との提携を終了・閉鎖できないままとなっている。
米ヤム・ブランズが運営するKFCはロシアへの投資を休止し、直営70店舗の運営を停止した。ただ、独立したフランチャイズ店舗1000店の大半については、ヤムの権限が限られているため、営業が続いている。
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