- 2022/06/30 掲載
福島で火力発電所が停止=東電管内に電力供給
東北電力などが共同出資する常磐共同火力の勿来火力発電所9号機(福島県いわき市、最大出力60万キロワット)で設備トラブルが生じ、運転を停止していることが30日、分かった。9号機は東京電力と東北電力それぞれの管内に電力をおおむね半分ずつ供給していた。
9号機は29日夜から設備トラブルで出力を抑制して運転していたが、その後に停止した。発電所を運営する常磐共同火力は30日午後3時ごろの復旧を目指している。運転が再開できない場合、電力需給逼迫(ひっぱく)注意報が発令されている東電管内の需給が一段と悪化する恐れがある。
【時事通信社】 〔写真説明〕トラブルにより9号機の運転が停止している常磐共同火力の勿来火力発電所=30日午前、福島県いわき市 〔写真説明〕常磐共同火力勿来発電所=2013年3月、福島県いわき市
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