- 2022/07/01 掲載
21年度運用はプラス10兆円超、積立金残高196.6兆円に=GPIF
世界的な株価上昇で保有する内外株式の含み益が増えた。外国債券もプラス運用だった。2001年度以降の累積収益額は105兆4288億円と、初めて100兆円台に乗せた。
四半期別の運用実績では、22年1―3月期の運用収益率がマイナス1.10%、収益額はマイナス2兆2031億円だった。マイナス運用は20年1―3月期以来。資産ごとの保有比率はそれぞれ国内債券26.33%、外国債券24.07%、国内株式24.49%、外国株式25.11%となった。
GPIFは、各資産の運用比率を25%とする新たな運用指針を定め、20年4月から適用した。指針では上下6―8%の振れも認めており、国内外の債券、株ともに範囲内に収まった。
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