• 2022/07/01 掲載

日経平均は大引け=大幅続落、景気減速懸念から軟地合いを継続

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落。前日比457円42銭安の2万5935円62銭で大引けた。引き続き世界景気の減速懸念から軟調な地合いを継続。朝方発表された6月日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)が予想を下回ったことも嫌気された。また、米株市場の3連休控えが意識されたほか、来週は日本株の需給が悪化するとの懸念も見送り要因になったという。

米国株式市場は軟調。商務省が30日発表した5月の個人消費支出(PCE)は前月より0.2%増加した、増加率は過去5カ月で最小、予想の0.4%も下回った。景気回復の失速が改めて裏付けられ、依然としてリセッションが警戒されている。

その流れを受けて日本株は朝方から売り優勢。下げ渋る場面もあったが、総じて安値圏でのもみ合いに終始。米株市場は週明けが独立記念日となり、3連休を控えるためにポジション整理が活発化するとの見方が見送りムードに拍車をかけた。

さらに、市場では「8日のETF(上場投資信託)の分配金支払いに伴い、来週は需給の悪化が顕著になる。それを見越して売りが活発化したようだ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声が聞かれる。きょうは株価全般が崩れるだけの明確な売り材料が見当たらず、需給思惑で値を消した様子となった。

TOPIXは1.38%安の1845.04ポイントで大引け。東証プライム指数は1.38%安の949.16ポイントで終了した。東証プライム市場の売買代金は、3兆1469億5200万円。東証33業種では、全業種値下がりした。

個別では、東京エレクトロン、ファーストリテイリングなど指数寄与度が大きい銘柄が大幅安となったほか、三菱商事も軟調だった。半面、好決算を発表した高島屋が年初来高値を更新した。

プライム市場の騰落数は、値上がり308銘柄(16%)に対し、値下がりが1485銘柄(80%)、変わらずが45銘柄(2%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます