- 2022/07/05 掲載
原油先物は上昇、ノルウェーのストライキで供給懸念
0105GMT(日本時間午前10時05分)時点で、北海ブレント先物は0.82ドル(0.7%)高の1バレル=114.32ドル。前日は2.4%上昇していた。
米WTI原油先物は1日終値比2.58ドル(2.4%)高の111.01ドル。4日は米国の祝日のため取引がなかった。
ノルウェーの海上石油労働者は5日、賃上げを求めてストライキに踏み切った。
エネルギー大手のエクイノールによると、5日には石油・ガス生産(石油換算)が日量8万9000バレル減少する見込みで、このうちガス生産が2万7500バレルを占める。
またノルウェー石油ガス協会(NOG)の発表によると、原油生産は6日以降、日量13万バレル減少する見通しで、ロイターの試算によると、これは国内産油量の約6.5%に相当する。
ANZのアナリストはリサーチノートで「供給逼迫の兆しが再び焦点になり、原油価格は上昇した」と指摘した。
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