米ウーバー、イスラエルでようやく事業開始　認可タクシー網と接続

［エルサレム　５日　ロイター］ - 米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、イスラエルで同社プラットフォームを通じた相乗りサービスなどを開始すると発表した。当局の認可のある法人タクシーと個人タクシーの全国網とつないで事業化する。

ウーバーによると、新事業には既にタクシー運転手数千人が参加。相乗り事業は主に２大都市のエルサレムとテルアビブで利用できるようになる。

ウーバーは現在、７０カ国以上の約１万都市で事業を展開。ただイスラエルでは運輸当局やタクシー運転手労組や競合社が、適切な認可がなく保険にも入っていない運転手をウーバーが使うと反発して訴訟を起こし、裁判所が２０１７年に事業を差し止めていた。