- 2026/09/02 12:15 掲載
ChatGPT広告、開始200日足らずで年換算売上高10億ドルに…世界40カ国以上へ拡大
オープンAIは広告事業の地域拡大も進める。ChatGPT Adsは現在、オープンAIの広告営業チームや広告代理店、テクノロジーパートナーを通じ、40カ国以上で利用できる。さらに同社は、広告主が直接キャンペーンを購入・管理できる「Ads Manager」のセルフサービス提供を、同日インド、欧州、中東、北アフリカで始めた。
広告主の構成も米国中心から変化しつつある。オープンAIによると、米国外の広告主が広告収入に占める比率は拡大しており、大手顧客の多くが複数市場でChatGPT Adsを利用しているという。広告事業をグローバルな収益源へ育てる動きが鮮明になっている。
オープンAIは広告について、消費者向けサブスクリプション、法人向けサービス、利用量に応じて課金するAPIに並ぶ収益源の1つと位置付ける。ChatGPTの週間アクティブユーザーは10億人を超えており、広告付きの無料プランについて、より多くの人がChatGPTを利用できる状態を維持するための仕組みとしている。
もっとも、オープンAIは広告収入を拡大する一方で、回答への影響を避ける方針も強調している。ChatGPT内の広告は回答とは分離して明確に表示し、広告によって回答内容が変わることはないとしている。また、広告主が利用者の非公開の会話内容にアクセスすることもないという。
今後、オープンAIはChatGPT Adsをさらに多くの市場へ広げるほか、新たな広告フォーマットや広告目的、購入方法、計測機能を追加する方針だ。開始200日足らずで年換算売上高10億ドルに達した広告事業が、サブスクリプションや法人向けサービス、APIと並ぶ収益の柱としてどこまで拡大するかが焦点となる。
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